“釜中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふちゅう75.0%
フチユウ12.5%
ふちう6.3%
フチュウ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
釜中ふちゅうの湯よりのぼる蒸気が急に凝結して消えうするにより、その場所をみたさんために、空気が外より蒸し物の中に流れ込む。
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)
豆ハ釜中フチユウニアツテ泣ク
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こと今宵こよひ密雲みつうんあつてんおほひ、四へん空氣くうきへん重々おも/\しく、丁度ちやうど釜中ふちうにあつてされるやうにかんじたので、此儘このまゝ船室ケビンかへつたとて、とて安眠あんみん出來できまいとかんがへたので、喫煙室スモーキングルームかんか、其處そこあつ