“醜熱”の読み方と例文
読み方割合
しゅうねつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
久米之丞はもう盲目です、情炎のけだものです、こういうきッかけが出来た以上、彼がつつしみ抑えていた常識も、一時に火となって、すさまじい醜熱しゅうねつの力が、月江の肉をむさぼりにかかりました。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)