“醜男”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶおとこ69.9%
ぶをとこ29.1%
ひと1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうえいたっての醜男ぶおとこであったに反し、相手方の江戸錦四郎太夫はまた、当時相撲取り中第一の美男子だったという評判のうえに
恐らくあの醜男ぶをとこで不身持な爲三郎が、この娘にどんなにうるさく言ひ寄つたことか、平次にはよくわかるやうな氣がしたのです。
「ご冗談でしょう。まさか——、あんな醜男ひと、妹が好くわけないじゃありませんか」
青い風呂敷包 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)