“配分”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はいぶん33.3%
くば33.3%
すそわけ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逃去にげさり金はまんまと奪ひ取仕合しあはせよしと兩人五百兩宛配分はいぶんして悦び別れけり然ばかの兩替屋にては翌朝早速さつそく町奉行所へ訴へ出ければ大岡殿島屋の手代てだい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
それから試験場へ入って、腰かけ、答案用紙が配分くばられ、前方の黒板の上に試験問題の紙が貼られると、またしても胸がどき付いて仕方がありませんでした。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
どうぞ、その、あまねく御施しになろうという如露の水を一雫、一滴でうございます、わたくしの方へお配分すそわけなすってくださるわけには参りませんか。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)