“那須野”の読み方と例文
読み方割合
なすの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌日あすは茫漠たる那須野なすのはらを横断して西那須野停車場ステーション。ここで吾輩は水戸からの三人武者と共に、横断隊に別れて帰京の途に着いた。
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
もなくいんさまは三浦みうらすけ千葉ちばすけ二人ふたり武士ぶしにおいいつけになって、なんさむらい那須野なすのはらててわたしをさせました。
殺生石 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
少将はほとんど、感傷的に、将軍の逸話いつわを話し出した。それは日露戦役後、少将が那須野なすのの別荘に、将軍を訪れた時の事だった。
将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)