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辞世
ふりがな文庫
“辞世”の読み方と例文
読み方
割合
じせい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じせい
(逆引き)
支考
(
しこう
)
、
乙州
(
いっしゅう
)
ら、
去来
(
きょらい
)
に何かささやきければ、去来心得て、病床の
機嫌
(
きげん
)
をはからい申していう。古来より
鴻名
(
こうめい
)
の
宗師
(
そうし
)
、多く
大期
(
たいご
)
に
辞世
(
じせい
)
有り。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
六袋和尚は六日先んじて
己
(
おの
)
れの死期を予知した。諸般のことを
調
(
ととの
)
え、
辞世
(
じせい
)
の句もなく、特別の言葉もなく、
恰
(
あたか
)
も前栽へ逍遥に立つ人のように
入寂
(
にゅうじゃく
)
した。
閑山
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
芭蕪翁のわが詠み捨てた句は、一つとして
辞世
(
じせい
)
ならざるはなしの徹底芸術精神は、学んで到り得るにあらねども、一
順礼
(
じゅんれい
)
の最後の足跡までに、
印
(
しるし
)
をつけておいた。
不尽の高根
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
辞世(じせい)の例文をもっと
(12作品)
見る
“辞世”の解説
辞世(じせい、辭世)とは、もともとはこの世に別れを告げることを言い、そこから、人がこの世を去る時(まもなく死のうとする時など)に詠む漢詩、偈、和歌、発句またはそれに類する短型詩の類のことを指す。
(出典:Wikipedia)
辞
常用漢字
小4
部首:⾟
13画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
“辞世”の類義語
歿
没
終焉
薨去
逝去
遷化
死去
物故
死亡
絶命
“辞”で始まる語句
辞
辞儀
辞退
辞去
辞義
辞令
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辞書
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