“賦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
78.9%
かぞへうた3.5%
さず3.5%
あた1.8%
うた1.8%
1.8%
つく1.8%
つもり1.8%
1.8%
めぐ1.8%
1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「カイン」「サタン」の詩二つながら人界の災殃さいおうし、「イパティイ」は古代衰亡の頽唐美たいとうび、「シリル」は新しき信仰を歌へり。
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
かぞへうた ジァン・モレアス
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
『弟子イエスにいいけるは、もし人妻においてかくの如くば娶らざるにしかず。イエス彼等にいいけるは、このことばは人みな受納るること能わず。たださずけられたる者のみこれをなし得べし。』
牛には牡ばかりでなく牝もあって、その牝にだってその健気な天質はあたえられているでしょう、私は荷牛でいいの。
この人は、当代に於て、隷書れいしょを書かせては、第一の名人という評がある。すなわち七言八絶をうたって——
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
古ギリシアのゼウス神幼時乳育されたアマルティアてふ山羊の角を折ってメリッセウスの娘どもにおくり、望みの品は何でもその角中に満つべき力をけた(スミス『希臘羅馬人伝神誌名彙ジクショナリ・オヴ・グリーク・エンド・ローマン・バヨグラフィ・エンド・ミソロジー』巻一)
侍中の王粲おうさんは、曹操の徳をしょうした長詩をつくって、これを侍側の手から彼に見せたりした。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
若哉もしや異國船共參申候はゞ、君臣之節不相失處迄は相盡つもりにて、政照など至極之決心にて、外兩人義民相募あひつのり、三人は必至に罷成居申候間、是等の事ども樂しみにて相暮居候事に御座候。
遺牘 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
金五郎 心配するな、俺が水熊の婿になったら、お前にや給金の外にたンまりをやるから。
瞼の母 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)
君の日頃の幸運にめぐまれている、巧妙と大胆とは、彼を見事に逮捕することになったのだ
お身さまのお話ぢやが、わしは、の類には飽きました。どうもあれが、この四十面さげてもまだ、涙もろい歌や、詩の出て来る元になつて居る——さうつく/″\思ひますぢやて。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)