“賣藥”のいろいろな読み方と例文
新字：売薬
読み方割合
ばいやく75.0%
くすり25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
呼出し取調（とりしら）べ有（あり）しに一向（かう）右體の怪我人（けがにん）見當らざる由（よし）を申により又外々の名主へ掛り尋けるに下谷（したや）廣小路（ひろこうぢ）に道達（だうたつ）とて表へは賣藥（ばいやく）見世（みせ）を出し置（おき）外療醫（ぐわいれうい）を
大岡政談 (旧字旧仮名) ／ 作者不詳(著)
こゝに、一寸（ちよつと）斷（ことわ）つておくのは、工學士（こうがくし）は嘗（かつ）て苦學生（くがくせい）で、其（その）當時（たうじ）は、近縣（きんけん）に賣藥（ばいやく）の行商（ぎやうしやう）をした事（こと）である。
人魚の祠 (旧字旧仮名) ／ 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
「あれかい、賣藥（くすり）の看板（かんばん）さ」
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) ／ 山村暮鳥(著)