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諦
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たい
ふりがな文庫
“
諦
(
たい
)” の例文
『五
蘊
(
うん
)
』もない、『十二
処
(
しょ
)
』もない、『十八界』もない、『十二因縁』もない、『四
諦
(
たい
)
』もないと、聞いてみれば、なるほど『一切は空だ』ということがわかる。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
固より
壊空
(
ゑくう
)
の理を
諦
(
たい
)
して意欲の
火炎
(
ほのほ
)
を胸に揚げらるゝこともなく、
涅槃
(
ねはん
)
の真を
会
(
ゑ
)
して執着の
彩色
(
いろ
)
に心を染まさるゝことも無ければ、堂塔を興し伽藍を立てんと望まれしにもあらざれど
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
もとより
壊空
(
えくう
)
の理を
諦
(
たい
)
して意欲の
火炎
(
ほのお
)
を胸に揚げらるることもなく、
涅槃
(
ねはん
)
の真を
会
(
え
)
して
執着
(
しゅうじゃく
)
の
彩色
(
いろ
)
に心を染まさるることもなければ、堂塔を
興
(
おこ
)
し
伽藍
(
がらん
)
を立てんと望まれしにもあらざれど
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
矛盾の存在、それが人間でしょう。さてこれからお話ししようとする所は、四つの真理、すなわち「四
諦
(
たい
)
」についてでありますが、『心経』の本文では、「苦、集、滅、道もなし」という所です。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
何を正しく見るか、四
諦
(
たい
)
の真理を知ることですが、つまりは、仏教の根本原理である「因縁」の道理をハッキリ認識することです。この「因縁」の真理をほんとうに知れば、それこそもう安心です。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
“諦”の解説
諦(たい、sa: सत्य, satya、サティヤ、pi: सच्च, sacca、サッチャ)とは、仏教において真理や悟りを意味する語。
(出典:Wikipedia)
諦
常用漢字
中学
部首:⾔
16画
“諦”を含む語句
諦視
御諦
諦観
諦念
妙諦
要諦
真諦
諦悟
掲諦
諦觀
諦聴
波羅僧羯諦
波羅僧掲諦
波羅掲諦
忍諦
苦諦
羯諦
第一義諦
諦念主義
集諦
...