“記載”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きさい78.6%
かきのせ7.1%
したゝめ7.1%
しるし7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春琴の眼疾というのは何であったか明かでなく伝にもこれ以上の記載きさいがないが後に検校が人に語ってまことに喬木きょうぼくは風にねたまれるとやら
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
住吉町吉兵衞願書は本件ほんけん第十一回目に記載かきのせ之あるに付こゝのぞく因て其回と見合せ讀給へ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
うけ我々も念の爲預けたる證文を入れ申さんとすゞり取寄とりよせ一札を記載したゝめ三人の名の下へ印をすゑて預りの一札と引換ひきかへになしもとより急がぬ旅なれど日和ひより
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
裏返うらかへしてとぢたる帳面一册ありひらき見るにしうとめが日々の容體大小便の度數迄委敷くはしく記載しるしてありしとてすなはち是へ差出せりよつて披き見るに其の深切に認め有事此一條を以ても菊が姑を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)