“言葉遣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ことばづかい50.0%
ことばづか41.7%
ことばづかひ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなわち、一語を普通よりもやや長く引いて発音し、しかる後、急に抑揚を附けて言い切ることは言葉遣ことばづかいとしての「いき」の基礎をなしている。
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
その人の様子といい言葉遣ことばづかいといい歩きつきといい、何から何まで判切はっきり見えたには見えたが、田口に対する返事は一口も出て来なかった。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
主人しゆじんとし送迎そうげいわづらはしいやうことつたが、その態度たいどには何處どこしてくさ/\したところみとめられなかつた。言葉遣ことばづかひ活溌くわつぱつであつた。かほはつや/\してゐた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)