“覆(ふ)” の例文
四〇七 若し人あり貪と瞋と慢と覆(ふ)を離るゝこと芥子が針端より(落つるが如くなるときは)、彼を我は婆羅門と謂ふ。
法句経 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
道士はその食物を喫(く)って空になった鉢を案(つくえ)の上に覆(ふ)せて帰って往った。
緑衣人伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
眞拆(まさき)の蔓(かずら)を鬘(かずら)として、天のカグ山の小竹(ささ)の葉を束(たば)ねて手に持ち、天照らす大神のお隱れになつた岩戸の前に桶(おけ)を覆(ふ)せて踏み鳴らし神懸(かみがか)りして裳の紐を陰(ほと)に垂らしましたので、天の世界が鳴りひびいて
覆(ふ)—他人の善や、自分の不善を隱覆すること。
法句経 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)