“要素”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えうそ37.5%
ようそ25.0%
エレマン12.5%
エレメンテ12.5%
エレメント12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したがつて吾々われ/\らずらずばけものからあたへられる趣味しゆみ如何いか豊富ほうふなるかは、想像さうざうあまりあることであつて、たしかにばけものは社會生活しやくわいせいくわつうへに、もつとくべからざる要素えうその一つである。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
私は、「上善じょうぜんみずごとし」などと口ずさんでノンビリしていたが、それには、時の要素ようそを考えねばならぬという考慮こうりょや、色々のものがこもっていた。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
ベートーヴェンに比べては、他のいかなる音楽家も、蓄積しまた投げ与えることのなかったところの前代未聞のエネルギー。それは自然の一要素エレマンであり、大滝をなして奔流する流れである。
近代理論物理学の傾向がプランクなどの言うごとく次第に「人間本位アントロポモルフェン要素エレメンテ
科学者と芸術家 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
それが運送の道具ツォイグであれ、打撃の道具ツォイグであれ、その目的、換言すればそれのための多くの要素エレメント複合コンプレックスである以上、そのおのおのの要素に対して、数学はおのおのの函数論的エレメントを対応する。
近代美の研究 (新字新仮名) / 中井正一(著)