“裾裏”の読み方と例文
読み方割合
すそうら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手首まで覆っている肌襯衣(はだシャツ)のようなものだの、脛(すね)にぴっちりついている裾裏(すそうら)と共色の股引(ももひき)を穿(は)いているのを異様に思った。
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
お專は見てお前(まへ)裾(すそ)に血が付て居るは如何なされしやと問はれて傳吉は驚(おどろき)ながら打返(うちかへ)して見れば裾裏(すそうら)所々に血の付て居る故是は不思議(ふしぎ)なる事哉(かな)昨夜河原にて物に躓(つまづ)きけるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「ええ」と引込(ひっこ)め臭(におい)を嗅(か)ぎ、「腥(なまぐさ)いな。」と呟(つぶや)く時、綾子は引摺(ひきず)りたる小袖の裳(もすそ)、濡れて、冷く、脛(はぎ)に触るるに、「あれ、気味の悪い。」と撮(つま)み上げ、裾裏(すそうら)を返して見て
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)