“装填”のいろいろな読み方と例文
旧字:裝填
読み方割合
そうてん78.9%
こめ5.3%
さうてん5.3%
たまごめ5.3%
ソウテン5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二連発の猟銃を取って火薬を装填そうてんして兵隊用の弾丸をこめると右足の長靴を脱いで、銃口を胸へ当て足で引金を探りにかかったのだ。
だが、哥薩克たちが馬に跨がつて、まだ小銃に弾を装填こめる暇もなく、波蘭軍は秋の落葉のやうに、山腹一面に群がり現はれた。
雲も棟瓦むねがはらを煙らせる程、近々に屋根に押し迫つたのであらう。台所に漂つた薄明りは、前よりも一層かすかになつた。が、乞食は顔も挙げず、やつと検べ終つた短銃へ、丹念に弾薬を装填さうてんしてゐた。
お富の貞操 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
満十五年ノ時限満期ニ達スル爆弾ヲ装填ソウテンシアルモノニシテ、右期日以後ハ何時イツ爆発スルヤモハカラレズ、ハナハダ危険ニツキ、心当リノ者ハ注意セラルルヨウ此段コノダン為念ネンノタメ警告ケイコクス。