“蚕席”の読み方と例文
読み方割合
さんせき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母と姉は、水際に近い底石に乗って、蚕席さんせきを洗った。洗い汁の臭みを慕って、小ばやの群れが集まってきた。四月の雪代水は、まだ冷たい。
利根の尺鮎 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)