“虫嫌”の読み方と例文
読み方割合
むしぎら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姉は、虫嫌むしぎらひで、三十近くにもなつてゐながら、一緒に路を歩いてゐてヤモリだのトカゲだのを見ると、キヤツと声を立てて、小娘のやうに人にかじりついたりして来たりする人だつた。
イボタの虫 (新字旧仮名) / 中戸川吉二(著)