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苦海
ふりがな文庫
“苦海”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くがい
75.0%
ビッターシー
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くがい
(逆引き)
苦海
(
くがい
)
十年の波を半分以上も泳ぎ越すうちに、あとにもさきにもたった一度の恋をした相手は立派な
武士
(
さむらい
)
である。五百石の旗本である。
箕輪心中
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
これはとまた恟りなさいまして、花里に親の名をお尋ねなさると、大阪で越前屋佐兵衞と申しましたが
商業
(
しょうばい
)
の失敗で零落いたし、親の為め
苦海
(
くがい
)
に身を沈めましたと
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
苦海(くがい)の例文をもっと
(3作品)
見る
ビッターシー
(逆引き)
アフリカのほうにははるかに
兀
(
ごつ
)
とした岩山の
懸崖
(
けんがい
)
が見え、そのはずれのほうはミラージュで浮き上がって見えた。
苦海
(
ビッターシー
)
では思いのほか涼しい風が吹いたが、再び運河に入るとまた暑くなった。
旅日記から
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
苦海(ビッターシー)の例文をもっと
(1作品)
見る
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
“苦”で始まる語句
苦
苦悶
苦笑
苦々
苦痛
苦患
苦力
苦労
苦手
苦衷
“苦海”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
岡本綺堂
寺田寅彦