“苦汗”の読み方と例文
読み方割合
にがり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
重吉は真水をとったあとの苦汗にがり湯を浴びていたのでそうしたこともなかったが、月の終り頃になるとみな頭まで腫れがきて、寝框にあおのけに寝たきり、眼玉を動かすこともできず
重吉漂流紀聞 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)