“芥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あくた70.7%
ごみ26.1%
からし1.1%
からしな1.1%
ゴミ1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海口の方から市街の河すじへさして、夜明け雲の下を、無数の芥(あくた)を浮かべて汐臭(しおくさ)い流れが、ひたひたと土手や石垣へ満ち初めていた。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そろそろ山の宿の方に近づきますと、綺麗に見える隅田川(すみだがわ)にも流れ寄る芥(ごみ)などが多く、それでも餌(えさ)でも漁(あさ)るのか、鴎(かもめ)が下りて来ます。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
聞く所に依れば、英人は鱷猟の組合を組織して鱷を捕へ、その背肉(はいにく)をビイフステエキの如く調理し、芥(からし)、ソオスを加へ、馬鈴薯(じやがいも)と共に食ふと云ふ。
それはちょうど針か芥(からしな)の実をたずねるようであった。そして一生懸命になって捜したが、どうしても見つからなかった。それでもやめずにあてもなく捜していると、一疋のいぼ蟇(がま)が不意に飛びだした。
促織 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
沈んでいた芥(ゴミ)もぽかぽかと浮かびだしてくるような心持ちになります。
俳句とはどんなものか (新字新仮名) / 高浜虚子(著)