“自裁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じさい80.0%
ジサイ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
橋本氏には大工作兵衛を連れて、いかにもして彼等の隠家かくれがへ往き、自裁じさいするやうに勧めて貰ふことを頼むと云ふのである。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
惣八郎の書置きには、「甚兵衛より友誼よしみをもって自裁じさいを勧められたるにより、勝手ながら」とことわってあった。
恩を返す話 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「昭和十八年十月二十七日暁、東京都渋谷ノ邸ニ自裁ジサイス、人其ノ何故タルカ知ル者無シ、(後略)」