“腹工合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はらぐあい66.7%
はらぐあ16.7%
はらぐあひ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私はロースを註文してばさばさと飯をたべ始めたが、さっきの鍋焼きで、腹工合はらぐあいはいっぱいだった。
貸家探し (新字新仮名) / 林芙美子(著)
発熱してかれこれ十日目に、村の先生が、やっと腹工合はらぐあいがよろしくなりましたと言って、診察しにいらした。
斜陽 (新字新仮名) / 太宰治(著)
竹屋たけやふぢ時節じせつにあらず、金格子きんがうし東海樓とうかいろうとほつたみち青樓おちややさの、ところ今日けふ腹工合はらぐあひと、懷中くわいちう都合つがふつて、天利てんりといふので午餉ひるにしよう、しろうめとやれ
城の石垣 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)