“背負梯子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょいばしご40.0%
しょいな20.0%
しよひばしご20.0%
せおいばしご20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人は少しあわて気味で、炭俵や糸革袋いとかわぶくろが結びつけられた背負梯子しょいばしごへ両手を突っ込んで、いま登り来るという武家の眼をのがれるもののように、やしろの裏路を黄金沢こがねざわの方へ切れてしまいます。
紺の脚袢きゃはんがまはばきは、ゲートルに、草鞋わらじは、ネイルドブーツに、背負梯子しょいなは、ルックサックに、羚羊の着皮は、レーンコートに移り変る。
案内人風景 (新字新仮名) / 百瀬慎太郎黒部溯郎(著)
とうさんたちがそんな子供こどもらしいことをしてに、ぢいやはまた木曾風きそふう背負梯子しよひばしごかたにかけ、なたこししまして、えだをおろすためにはやしはうへと出掛でかけました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
なるべく荷繩をすくなく使おうとして、背板せいた背負梯子せおいばしごるいにあらためられることにもなったものらしい。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)