“羽箒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はぼうき44.4%
はねぼうき22.2%
はばうき22.2%
ばぼうき11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又或ところには大きな輪を置いたように岩が水の上に突き出て、その上に椰子の樹がぼさぼさと羽箒はぼうきを逆さにしたように立っております。
椰子蟹 (新字新仮名) / 宮原晃一郎(著)
茶筅ちゃせんさじ柄杓ひしゃく羽箒はねぼうきなどが手ぢかにならんで、忠相はひさかたぶりの珍客泰軒に茶の馳走をしているのだった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
主人はそれには何も答へないで、静かに羽箒はばうきを取つてそこらに飛び散つた挽茶ひきちやの細かい粉を払つてゐました。
利休と遠州 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)