“茶筅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゃせん96.9%
ちやせん3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逞しい駿馬しゅんめの鞍に、ゆらと、乗りこなしよくすわって、茶筅ちゃせんむすびの大将髪、萌黄もえぎ打紐うちひもで巻きしめ、浴衣染帷子ゆかたぞめかたびら、片袖をはずして着け
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
黒いところはすっかり洗い落されて、昔に変るのは茶筅ちゃせん押立おったてた頭が散切ざんぎりになっただけのこと。身体からだには盲目縞めくらじまの筒袖を着ていました。
小文さんは色々詮索してやつと茶壺と茶筅ちやせんとが無くなつてゐるのを気がいた。