“竈馬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こおろぎ50.0%
かまどうま25.0%
こほろぎ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身動みうごきたくも、不思議なるかな、ちッとも出来んわい。其儘で暫くつ。竈馬こおろぎ、蜂の唸声うなりごえの外には何も聞えん。
昆虫界の「鳴虫号」で土屋正雄氏の「ややこしい竈馬かまどうま」を見ると、一茶が
独楽園 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
垣根かきねの朝顔やう/\小さく咲きて、昨日今日がくれに一花ひとはなみゆるも、そのはじめの事おもはれて哀れなるに、松虫すゞ虫いつしかなきよわりて、朝日まちとりて竈馬こほろぎ果敢はかなげに声する、小溝こみぞはし
あきあはせ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)