“秋霖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あきさめ50.0%
しゅうりん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その間に月が変って十月になり、長い間降りつづいた秋霖あきさめれると、古都の風物は日に日に色を増して美しくびてゆくのがさやかに眼に見えた。
狂乱 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
久しく御消息に接せず御近況如何いかがに候。本年は残暑の後意外の冷気に加へて昨今の秋霖しゅうりん御健康如何やと懸念けねんに堪へず候。
雨瀟瀟 (新字新仮名) / 永井荷風(著)