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神罰
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しんばつ
ふりがな文庫
“
神罰
(
しんばつ
)” の例文
神事
(
じんじ
)
をはれば人々
離散
(
りさん
)
して普光寺に入り、
初
(
はじめ
)
棄置
(
すておき
)
たる
衣類
(
いるゐ
)
懐中
(
くわいちゆう
)
物を
視
(
み
)
るに
鼻帋
(
はながみ
)
一枚だに
失
(
うす
)
る事なし、
掠
(
かすむ
)
れば
即座
(
そくざ
)
に
神罰
(
しんばつ
)
あるゆゑなり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
むしろ、一
党
(
とう
)
の人は、それで
愁眉
(
しゅうび
)
をひらいていた。しかし、愁眉のひらかれぬ気がかりは、ご
神罰
(
しんばつ
)
に
刑
(
けい
)
せられている
忍剣
(
にんけん
)
の身の上——。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
稲荷様の神体を見るソレカラ一つも二つも年を取れば
自
(
おのず
)
から度胸も
好
(
よ
)
くなったと見えて、
年寄
(
としより
)
などの話にする
神罰
(
しんばつ
)
冥罰
(
みょうばつ
)
なんと
云
(
い
)
うことは
大嘘
(
だいうそ
)
だと
独
(
ひと
)
り
自
(
みず
)
から信じ
切
(
きっ
)
て
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
それは
神木
(
しんぼく
)
である
御蔭
(
おかげ
)
じゃ。
俺
(
わし
)
の
外
(
ほか
)
にこの
銀杏
(
いちょう
)
には
神様
(
かみさま
)
の
御眷族
(
ごけんぞく
)
が
多数
(
おおぜい
)
附
(
つ
)
いて
居
(
お
)
られる。
若
(
も
)
しいささかでもこれに
暴行
(
ぼうこう
)
を
加
(
くわ
)
えようものなら、
立所
(
たちどころ
)
に
神罰
(
しんばつ
)
が
降
(
くだ
)
るであろう。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
神事
(
じんじ
)
をはれば人々
離散
(
りさん
)
して普光寺に入り、
初
(
はじめ
)
棄置
(
すておき
)
たる
衣類
(
いるゐ
)
懐中
(
くわいちゆう
)
物を
視
(
み
)
るに
鼻帋
(
はながみ
)
一枚だに
失
(
うす
)
る事なし、
掠
(
かすむ
)
れば
即座
(
そくざ
)
に
神罰
(
しんばつ
)
あるゆゑなり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
婦人のなかには
湯具
(
ゆぐ
)
ばかりなるもあれど、
闇処
(
くらきところ
)
に
噪雑
(
わやくや
)
して一人もみだりがましき事をせず、これおの/\
毘沙門天
(
びしやもんでん
)
の
神罰
(
しんばつ
)
を
怖
(
おそる
)
るゆゑなり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
婦人のなかには
湯具
(
ゆぐ
)
ばかりなるもあれど、
闇処
(
くらきところ
)
に
噪雑
(
わやくや
)
して一人もみだりがましき事をせず、これおの/\
毘沙門天
(
びしやもんでん
)
の
神罰
(
しんばつ
)
を
怖
(
おそる
)
るゆゑなり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
像材
(
ざうざい
)
椿なるをもつて此地椿を
薪
(
たきゞ
)
とすればかならず
祟
(
たゝり
)
あり、ゆゑに椿を
植
(
うゑ
)
ず。又
尊灵
(
そんれい
)
鳥を
捕
(
とる
)
を
忌
(
いみ
)
玉ふ、ゆゑに諸鳥寺内に
群
(
ぐん
)
をなして人を
怖
(
おそれ
)
ず、此地の人鳥を捕かあるひは
喰
(
くらへ
)
ば
立所
(
たちどころ
)
に
神罰
(
しんばつ
)
あり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
像材
(
ざうざい
)
椿なるをもつて此地椿を
薪
(
たきゞ
)
とすればかならず
祟
(
たゝり
)
あり、ゆゑに椿を
植
(
うゑ
)
ず。又
尊灵
(
そんれい
)
鳥を
捕
(
とる
)
を
忌
(
いみ
)
玉ふ、ゆゑに諸鳥寺内に
群
(
ぐん
)
をなして人を
怖
(
おそれ
)
ず、此地の人鳥を捕かあるひは
喰
(
くらへ
)
ば
立所
(
たちどころ
)
に
神罰
(
しんばつ
)
あり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
罰
常用漢字
中学
部首:⽹
14画
“神罰”で始まる語句
神罰覿面