祖国そこく)” の例文
帽子ぼうしをとれ、ローセンブーム、ここにならんでいる像のために! これはみんな祖国そこくのために戦ったのじゃ。」
「あたしは、あなたを信じます。あたしたちは、祖国そこくドイツを光栄あらしめるために、生命せいめいささげて、今最後の職場につくのです。邪魔をしないでください」
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
かれは、このごろ、やっと、ひろびろとした、はらっぱで、野球やきゅうのできるよろこびをおもこして、不幸ふこう祖国そこくのきゅうくつな現状げんじょうかなしまずには、いられませんでした。
太陽と星の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)
お前が立派りっぱ音楽家おんがくかになり、えらい芸術家げいじゅつかになって、一家の光栄こうえい、芸術の光栄、祖国そこく光栄こうえいとなった時、お前が有名になった時、その時になって、思い出してくれるだろうね、おまえ最初さいしょに見出し
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)
「すすめ! 祖国そこくのために!」
丘の銅像 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
ロロー殿下を軟禁程度なんきんていどにして、おみやげに祖国そこくへひっぱってきたつもりであったが、群衆は、メリー号で死んだ人たちのうらみを、ロロー殿下にむかって加えまじき気勢であった。
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)
祖国そこくちか
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)