“そこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
祖国63.6%
楚国18.2%
蔬穀9.1%
蘇国9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あたしは、あなたを信じます。あたしたちは、祖国そこくドイツを光栄あらしめるために、生命せいめいささげて、今最後の職場につくのです。邪魔をしないでください」
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
僭越ですが、私は、楚国そこくの始めを憶いおこします。楚ははじめ、荊山けいざんのほとり、百里に足らない土地を領し、実に微々びびたるものでしたが、賢能の士が集まって、ついに九百余年のもとをひらきました。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
第六 その質ノ軽キにこげまさル 故ニ冬時ノ蔬穀そこく裊脆じょうぜいナルヲ損セズ 却テ之ヲ擁包シテ寒ニやぶラルルヲ防グ
(新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
あの男の足の小指は、赤い蘇国そこく毛糸の靴下のなかで下へ曲がってるのです。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)