“石切河岸”の読み方と例文
読み方割合
いしきりがし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家の前は石切河岸いしきりがしと呼び来たったところで、左衛門橋の通り一つへだてて鞍地河岸くらちがしにつづき、柳原の土手と向かい合った位置にある。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
これ貴方あなた御承知ごしようち石切河岸いしきりがしにゐた故人こじん柴田是真翁しばたぜしんをうところわたくしつて聞いた話ですが、これ可笑をかしいて……わたくし何処どこつても口馴くちなれておしやべりをするのは御承知ごしようち塩原多助しほばらたすけでんだが
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)