“百穂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひやくすゐ66.7%
ひゃくすい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌廿一日のひる過ぎに、百穂ひやくすゐ画伯、岩波茂雄しげをさんと僕とが新宿駅を立つた。たまたま上京した結城哀草果ゆふきあいさうくわ君も同道した。
島木赤彦臨終記 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
しづかなる夏汀が家のこの部屋に我しばしば百穂ひやくすゐ
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
帝展以外の方面もひっくるめてやっと思い出しのが龍子りゅうしの「二荒山ふたらさんの絵巻」、誰かの「竹取物語」、百穂ひゃくすいの二、三の作、麦僊ばくせんの「湯女ゆな」などがある。
帝展を見ざるの記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)