“疼々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うずうず50.0%
いたいた16.7%
いた/\16.7%
ずきずき16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はさっきから斥候の頻々たる報告を聞いて、ひとり疼々うずうずしているふうだったが、ついに、諸将のうしろから躍りでて叫んだ。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
姉さんどうしたんだッてね、余り可哀相かわいそうだから声を懸けてやりましたが、返事をしません。疵処きずしょにばかり気を取られて、もううつつなんだろうと思いました、わかいのに疼々いたいたしい。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
が、疼々いた/\しいこはばつた、あめほこり日光につくわうをしたゝかにつた、功羅こうらへた鼠色ねづみいろおほき蝙蝠こうもり
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「不眠症なんですよ。しじゅう腰が痛みましてね、それに脚が、この膝節くるぶしの上んところが疼々ずきずきするのですよ。」