田居たい)” の例文
(二)にはいわゆる清水掛しみずがかり、すなわち筑波嶺つくばねしずく田居たいなどと称して、山からしぼり出す僅かな流れを利用するもので、源頭の小山田というものから始まって
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それに——本村ほんむらを遠く離れた、時はずれの、人まぬ田居たいばかりである。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)