“田居”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
タヰ44.4%
たゐ33.3%
たい22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其も此も、風に舞ひたつ田居タヰのほこりのやうに、証拠からまづ亡びてしまつた。
芸能民習 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
大和の内も、都に遠い広瀬旧城あたりには、人居などは、ほんの忘れ残りのやうに、山蔭などにあるだけで、あとは曠野と、本村ほんむらを遠く離れた田居たゐばかりである。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
(二)にはいわゆる清水掛しみずがかり、すなわち筑波嶺つくばねしずく田居たいなどと称して、山からしぼり出す僅かな流れを利用するもので、源頭の小山田というものから始まって
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)