“瑜(ゆ)” の例文
が間もなく策は世を去ったので、姉は未亡人となっていたが、妹は今も、瑜(ゆ)のまたなき愛妻として、国もとの家を守っていた。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それからその真珠(しんじゅ)の紐の真中には大真珠あるいは瑜(ゆ)(緑玉)を入れて飾りにしてある。で頭の頂には高価な瑜(ゆ)、珊瑚珠(さんごじゅ)、真珠等で飾られてある。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
「瑜(ゆ)ちゃん、あいつ等はお前に皆(みな)罪をなすりつけました。お前はさぞ残念だろう。わたしは悲しくて悲しくて堪りません。きょうこそここで霊験をわたしに見せてくれたんだね」
薬 (新字新仮名) / 魯迅(著)
乾葡萄(ほしぶどう)、乾桃、乾棗(ほしなつめ)及び薬種その他宝石類では金剛石(こんごうせき)、瑠璃(るり)、𤥭琥(しゃこ)、瑪瑙(めのう)、琥珀(こはく)、瑜(ゆ)類であるが、なかんずくその大部分を占めて居るものは珊瑚珠(さんごじゅ)と瑜(ゆ)という髻(もとどり)を飾る宝石である。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)