“周瑜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅうゆ85.7%
シウユ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや、そのことなら、実はすべて周瑜しゅうゆの謀略なのだ。いま荊州を取らんには、またぞろおびただしい軍費と兵力を消費せねばならん。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
定正がアッチへ逃げたりコッチへ逃げたりするのも曹操そうそう周瑜しゅうゆに追われては孔明こうめいの智なきを笑うたびに伏兵が起る如き巧妙な作才が無い。
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
周瑜シウユ・魯肅の才、韋昭・虞翻グホンの學、濟々たる多士の觀はあるが、併し大體より觀察すると、北支那と南支那との間に、當時猶ほ文野の大懸隔の存したことは、動かすべからざる鐵案である。
晋室の南渡と南方の開発 (旧字旧仮名) / 桑原隲蔵(著)