“獅(し)” の例文
五銭玉と引換えに一袋の餡(あん)パンをツカむと、イキナリ自分の口へもっていったその顔! 泣き叫ぶ背の子や、両手に争(あらそ)って獅(し)がみつく子供達を振りもぎって
冬枯れ (新字新仮名) / 徳永直(著)
女房は相変らず力無い眼をうッすらと開けたまま窓に獅(し)がみついていて、子供達は窮屈(きゅうくつ)そうに眠っていた。
冬枯れ (新字新仮名) / 徳永直(著)