“獅子狩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゝがり50.0%
ししがり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そいつはいゝ。ルーズベルトなら獅子狩しゝがりにゆくから、その夫人は兎の眠るのを見る位な事はするだらう。」作者が皮肉に口をさしはさんだ。
手品師 (新字旧仮名) / 久米正雄(著)
『そればかりか、少年せうねん活溌くわつぱつことツたらはなしになりませんよ。獅子狩しゝがりもやります、相撲すまふります。よわ水兵すいへいなんかはかされます。』とかれ至極しごく眞面目まじめ
『だが、このしま仲々なか/\面白おもしろいよ、さかな澤山たんとれるし、獅子狩ししがり出來できるし、いまかへりたくくなるよ。』
少し変った処といえば、獅子狩ししがりだの、虎狩だの、類人猿の色のもめ事などがほとんど毎月の雑誌に表われる……その皆がみんな朝夷あさひな島めぐりや、おそれ山の地獄話でもないらしい。
灯明之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)