“狐鹿姑”の読み方と例文
読み方割合
ころくこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌、太始たいし元年、且鞮侯そていこう単于ぜんうが死んで、陵と親しかった左賢王さけんおうが後をいだ。狐鹿姑ころくこ単于というのがこれである。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
彼と親しかった狐鹿姑ころくこ単于ぜんうは死に、その子壺衍鞮こえんてい単于の代となっていたが、その即位にからんで左賢王さけんおう右谷蠡王うろくりおうの内紛があり、閼氏えんし衛律えいりつらと対抗して李陵も心ならずも
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
狐鹿姑ころくこ単于ぜんうが父のあといでから数年後、一時蘇武が生死不明とのうわさが伝わった。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)