“牡(を)” の例文
亞麻色(あまいろ)の薔薇(ばら)の花、華車(きやしや)な撫肩(なでがた)にひつかけた格魯謨色(クロオムいろ)の輕い塵除(ちりよけ)のやうな亞麻色(あまいろ)の牡(を)よりも強い牝(め)と見える、僞善(ぎぜん)の花よ、無言(むごん)の花よ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
牡(を)牛をも大切にする風があつて、其(その)角を絵具で染め又は金属で被(おほ)うて居るのを見受けた。又牝(め)牛の糞(ふん)を幸福の呪(まじなひ)に額へ塗つて居るヒンヅ人にも沢山(たくさん)出会つた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)