“華車”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きゃしゃ78.3%
きやしや17.4%
ちやち4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身のたけも肩幅も葉子とそう違わないほどな華車きゃしゃなからだをわなわなと震わせているのが、肩に手をかけないうちからよく知れた。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
亞麻色あまいろ薔薇ばらの花、華車きやしや撫肩なでがたにひつかけた格魯謨色クロオムいろの輕い塵除ちりよけのやうな亞麻色あまいろよりも強いと見える、僞善ぎぜんの花よ、無言むごんの花よ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
機嫌そこねたからくり人形パンタンことには華車ちやちな腕をば絡ませ合つて