“無尻”の読み方と例文
読み方割合
むじり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
九歳こゝのつ。』と、その松三郎が自分で答へた。膝に補布つぎを當てた股引を穿いて、ボロ/\の布の無尻むじりを何枚も/\着膨れた、見るから腕白らしい兒であつた。
足跡 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
九歳ここのつ。』と、その松三郎が自分で答へた。膝に補布つぎを当てた股引を穿いて、ボロ/\の布の無尻むじりを何枚も/\着膨れた、見るから腕白らしい児であつた。
足跡 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)