“瀑布”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばくふ64.7%
たき32.4%
カスカタ2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
全体として言えば、彼は瘴癘しょうれいの気よりも泡沫ほうまつを愛し、下水よりも急流を愛し、モンフォーコンの湖水よりもナイヤガラ瀑布ばくふを愛した。
山中には三水さんすいと唱える金性水きんせいすい竜毛水りゅうもうすい白毛水はくもうすいの清泉が湧き、五つの瀑布たきと八つの丘嶽おかとまた八つの渓谷たにとがあって、いずれも奇観だ。
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
門前には大篝おほかゞりを焚かせたり。賓客の車には皆松明まつとりたる先供あるが、おの/\其火を石垣に設けたる鐵の柄に揷したれば、火の子ほとばしり落ちて赤き瀑布カスカタを見る心地す。