“瘴癘”の読み方と例文
読み方割合
しょうれい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
全体として言えば、彼は瘴癘しょうれいの気よりも泡沫ほうまつを愛し、下水よりも急流を愛し、モンフォーコンの湖水よりもナイヤガラ瀑布ばくふを愛した。
辺陬へんすう熱帯瘴癘しょうれいの蛮地であって、これを画測するにも容易ならざる歳月と費用とを要すべく、加うるに多大の危険と戦わねばならず
令嬢エミーラの日記 (新字新仮名) / 橘外男(著)
百七十二箇所のトンネルをくぐる滇越てんえつ鉄路の難所も、瘴癘しょうれい無人の魔所も見て来たがつてこんな陰惨な光景に出会ったことはなかった。
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)