“辺陬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
へんすう83.3%
へんしう8.3%
へんしゅう8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
辺陬へんすう熱帯瘴癘しょうれいの蛮地であって、これを画測するにも容易ならざる歳月と費用とを要すべく、加うるに多大の危険と戦わねばならず
令嬢エミーラの日記 (新字新仮名) / 橘外男(著)
鎮守府将軍源頼義、義家奥州征伐等の言葉のものものしさにひきかへ すもも祭 といふ名の素朴さがほほゑましく、李と粟飯にも当時の東国の辺陬へんしうらしさがあつて宜しい。
府中のけやき (新字旧仮名) / 中勘助(著)
ウィウ・コロンビエを閉鎖したジャック・コポオも、今は辺陬へんしゅうの地にあってコメヂア・デラルテの研究に没頭しているそうである。
熱情の人 (新字新仮名) / 久保栄(著)