トップ
>
温石
ふりがな文庫
“温石”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おんじゃく
73.3%
をんじやく
20.0%
おんじやく
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おんじゃく
(逆引き)
建礼門院は、主上の御
入水
(
じゅすい
)
を見届けると、今はこれまでと覚悟して、
硯
(
すずり
)
と
温石
(
おんじゃく
)
を左右の懐に入れると、そのまま海に身を躍らせた。
現代語訳 平家物語:11 第十一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
温石(おんじゃく)の例文をもっと
(11作品)
見る
をんじやく
(逆引き)
「お前が吸ふ氣でなきや、煙草入が二つ
要
(
い
)
るものか、——
行火
(
あんくわ
)
と
温石
(
をんじやく
)
を持つて來ないのがまだしも見つけものだ」
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
温石(をんじやく)の例文をもっと
(3作品)
見る
おんじやく
(逆引き)
先がたから冬の日を腹一杯吸込んでゐた庭石は、
温石
(
おんじやく
)
のやうに着物を透して肌に温かだつた。
独楽園
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
温石(おんじやく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“温石”の意味
《名詞》
あらかじめ温めておいて、布などにくるみ、暖を取るために懐中に入れておく石。
(出典:Wiktionary)
“温石”の解説
温石(おんじゃく)とは、平安時代末頃から江戸時代にかけて、石を温めて真綿や布などでくるみ懐中に入れて胸や腹などの暖を取るために用いた道具。
(出典:Wikipedia)
温
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“温”で始まる語句
温
温和
温泉
温順
温柔
温気
温暖
温味
温泉宿
温泉場
“温石”のふりがなが多い著者
林不忘
江見水蔭
作者不詳
高浜虚子
三遊亭円朝
薄田泣菫
岡本綺堂
野村胡堂
永井荷風
泉鏡花