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温石
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をんじやく
ふりがな文庫
“
温石
(
をんじやく
)” の例文
「お前が吸ふ氣でなきや、煙草入が二つ
要
(
い
)
るものか、——
行火
(
あんくわ
)
と
温石
(
をんじやく
)
を持つて來ないのがまだしも見つけものだ」
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
漸
(
やうや
)
く落着いて此通り、——
温石
(
をんじやく
)
を三つ下つ腹へ當てて居ますよ、こいつは樂ぢやありませんぜ」
銭形平次捕物控:097 許婚の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
戀文が
温石
(
をんじやく
)
の代りにならうなどとは、この人達には永久にわかりさうもありません。
銭形平次捕物控:193 色若衆
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“温石”の意味
《名詞》
あらかじめ温めておいて、布などにくるみ、暖を取るために懐中に入れておく石。
(出典:Wiktionary)
“温石”の解説
温石(おんじゃく)とは、平安時代末頃から江戸時代にかけて、石を温めて真綿や布などでくるみ懐中に入れて胸や腹などの暖を取るために用いた道具。
(出典:Wikipedia)
温
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“温”で始まる語句
温
温和
温泉
温順
温柔
温気
温暖
温味
温泉宿
温泉場