“洪濤”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおなみ50.0%
つなみ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らい州から船路をゆくこと三日、風力がすこぶる強いので、帆を十分に張って走らせると、洪濤おおなみのあいだに紅い旗のようなものが続いてみえた。
雪吹ふゞきの人をころす事大方右にるゐす。暖地だんちの人花のちるくらべ美賞びしやうする雪吹ふゞきと其ことなること、潮干しほひあそびてたのしむ洪濤つなみおぼれくるしむとのごとし。雪国の難義なんぎ暖地だんちの人おもひはかるべし。