“汐干”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しおひ90.0%
しほひ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木更津きさらづ汐干しおひの場の色彩はごちゃごちゃして一見いやになりました。御成街道おなりかいどうにペンキ屋の長い看板があるから見て、御覧なさい。
虚子君へ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
思掛けない音に、ちょっと驚いた顔をした清葉にそう云って、土産じゃない、汐干しおひでは時節が違う。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
回目くわいめには矢張やはり其人數そのにんずで、此方こちらシヨブルや、くわつてたが、如何どううまかぬものだから、三回目くわいめには汐干しほひときもちゐた熊手くまで小萬鍬せうまんくわ)が四五ほんつたのを持出もちだしたところ